サーバ管理
テープデバイスを使用する際のメモを記載します。
Solarisでは、テープデバイスは/dev/rmt/n(nは番号)として認識されます。大抵は、1台しか接続されていないので/dev/rmt/0となるでしょう。更に以下の様な接尾語がつく場合があります。
接尾語 | 説明 | 例 |
---|---|---|
n | 巻き戻し無し | /dev/rmt/0n |
l | 低密度 | /dev/rmt/0l |
m | 中密度 | /dev/rmt/0m |
h | 高密度 | /dev/rmt/0h |
u | 超高密度 | /dev/rmt/0u |
c | 圧縮 | /dev/rmt/0c |
テープデバイスの中でも比較的安価なテープデバイスにDDSが有ります。規格は以下の通りです。
規格 | 容量 |
---|---|
DDS | 2GB(非圧縮時) |
DDS-2 | 4GB(非圧縮時) |
DDS-3 | 12GB(非圧縮時) |
DDS-4 | 24GB(非圧縮時) |
テープデバイスの操作には、mtコマンドを使用します。色々オプションは有りますが、僕は以下のオプションくらいしか使用したことがありません。これくらいおさえておけば、テープデバイスに関しては大丈夫だと思います。
テープデバイスの状態を確認する。
# mt -f /dev/rmt/0 status
巻き戻し。
# mt -f /dev/rmt/0 rewind
テープを進める(1,2,3・・・)。
# mt -f /dev/rmt/0n fsf 1