サーバ管理
mountコマンドで色々なファイルシステムをマウントすることが出来ます。mountコマンドの構文は以下の通りです。
mount -F [ファイルタイプ] -o [オプション] [デバイス名] [マウントポイント]
実用的な例を以下に記載していきます。大体これくらい覚えておけば、日々のオペレーションは大丈夫だと思います。
# mount -F ufs -o rw /dev/dsk/c0t0d0s0 /mnt
voldデーモンが動作していれば、CDが挿入されたのを宜しく検知してくれて、自動マウントを行ってくれるのですけど、念のため手動の方法もメモしておきます。
# mount -F hsfs -o rw /dev/dsk/c1t2d0s0 /mnt
スライス2はoverlap、つまり慣例的にディスク全体を示しています。このようにマウントすることで、例えば外付けディスク全体をマウント出来ます。
# mount -F ufs -o rw /dev/dsk/c0t0d0s2 /mnt
# mount -F nfs -o rw srv:/export/home /mnt
# mount -F lofs -o rw /var /mnt
その他よく使用するmountコマンドのオプションをまとめておきます。
オプション | 意味 |
---|---|
a | 全てをマウントする(= mountallコマンド)。 |
p | マウント情報を表示する。/etc/mnttabファイルでも確認できます。 |
r | read onlyでマウントする(= -o ro)。 |
v | 冗長モードでマウント情報を表示する。 |