サーバ管理
誤ってbreak信号を送信してしまって、オペミスでシステムをダウンさせないように、OSがbreak信号を受け取らないように設定することが出来ます。
しかし、システムが過負荷などでどうしようもない状態(ログインすら出来ない)に陥っていて、本当にbreak信号を送るしかない場合、この設定があるとかえって危険です。
どういったポリシーで運用するのかはお任せするとして、設定方法だけは記載しておきます。設定ファイルは、/etc/default/kbd、コマンドはkbdコマンドです。
一時的に設定を変更したい場合は、以下のようなコマンドを実行します。但し、この方法だとリブート後は設定が無効になります。
break信号を無視。
# kbd -a disable
break信号受付。
# kbd -a enable
リブート後も設定を保持したい場合は、設定ファイル(/etc/default/kbd)に記述します。
break信号を無視。
# vi /etc/default/kbd --- KEYBOARD_ABORT=disable # kbd -i
break信号受付。
# vi /etc/default/kbd --- KEYBOARD_ABORT=enable # kbd -i