サーバ管理
fuserコマンドを使用すると、あるファイルを使用してるプロセスを特定することが出来ます。詳しい使用法はマニュアルを参照して頂くとして、何が便利かと言いますと、例えばこんな時に使えます。
あるファイルシステムをアンマウントしようとしたところ、使用してるプロセスがあるらしくビジーとなりアンマウント出来ないケースがあると思います。そのようなとき、まさにfuserコマンドが威力を発揮します。以下にオペレーション例を記載します。
/optをアンマウントしようと思うが、何かのプロセスが使用中らしい。
# umount /opt --- umount: /opt busy
どのプロセスが使用しているか確認する。PID: 2960のプロセスらしい。
# fuser -f /opt --- /opt: 2960c
また、同時にそのプロセスを殺す場合は、-kオプションを併用します。
# fuser -f -k /opt
再度アンマウントしてみる。今度は、アンマウント成功。
# umount /opt