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サーバ管理

arp

arpテーブルの表示

arp -aか、netstat -pでarpテーブルを表示できます。arpコマンドは、表示する際に逆引き名前解決しようとするので、DNSの不具合等により表示が遅い場合は、netstat -pnとして逆引きしないようにします。

arpテーブルの表示(名前表示)

# arp -a
# netstat -p

arpテーブルの表示(IP表示)

# netstat -pn

arpテーブルからエントリ削除

arp -dで、arpテーブルから該当ホストのarpを削除できます。例えば、サーバ交換等でIPアドレスは同じだが筐体が変わる(MACアドレスが変わる)場合、同セグメントにあるマシンのarpテーブルからこのサーバのarpを削除してやらないとうまく通信できません。arpのキャッシュが切れれば通信できますが、待ちきれないときはarp -dで強制的に削除してやります。

# arp -d host

コラム

arpのキャッシュ時間がデフォルトでどのくらいであるか確認するには、nddコマンドを使用します。単位はms表示なのでデフォルトで5分のようです。ndd -setで設定することも可能です。

現在値表示

# ndd -get /dev/arp arp_cleanup_interval
---
300000

変更

ndd -set /dev/arp arp_cleanup_interval 1000
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